昨年の春、「元気になるために」、とにかく歩いてみようと始めたお遍路だった。1回目はお試しの5日間のお遍路だったが、私ははまってしまった。難しいことは何もない。右足、左足、と足を運べば前に進める、その単純さが私には合っていた。そしてなによりも遍路道は優しさに満ちている。道しるべが、会う人が、自然が、優しく包み込むようにネガティブな私を受け入れてくれる。次第に心が温かさに満ちてくる。遍路道にある時、一人ではないと感じる。これからも歩けるうちは歩き続けたい。私にとってお遍路は救いである。
次は来年の春、行けるといいな。いつか「通し」で、何も決めないで歩いてみたいと思う。



















































