2015年12月

庭の蝋梅をあいちゃんにあげた。一応お正月の花として。とてもいい香りがする。
あいちゃんが大好きだった。いつもこの頃咲く。

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お姉ちゃんはシンガポールだし、あいちゃんも天国だし、ふたりとも遠くにいるね。でもあいちゃんは来ようと思ったらすぐに来れるし、お姉ちゃん一家もスカイプやラインで話せるし、近いと言えば近いんだけどね。

まあ今年も静かなお正月になりそうだけど、みんな元気だし、良かった良かった。

お遍路日記を年内に書き終えることができてよかった。かなり負担にもなったがやはり書き残しておきたいと思い、何とか書き終えることができた。

1ヶ月以上も前のことになるとほとんど忘れていた。写真と簡単なメモ、そしてその日に書いたブログを見て、思い出しながら書いた。

1つ、お遍路から帰った後のことで付け足しておこう。竹林寺で出会って、観自在寺で別れたT君のこと。それまで何度か出会って、観自在寺手前で遍路道から下りてきた時に向こうからやってくるT君に丁度出会った。

何となく縁を感じて、松山まで来た時に気が向いたら連絡してね、と連絡先を渡しておいた。

そのとおり連絡をくれて家に泊まってくれた。その後、「雨の中、女体山越えをし、88番まで行き、高野山まで行った。」と報告してくれた。

お遍路から帰って1ヶ月半、俗世間にまみれてきた。毎日の日常生活こそ大事で、お遍路生活が活かされたらいいのだけれど、いろいろあるしなかなかそうはいかない。感謝の気持ちが薄れてストレスを感じることが多くなる。

これから春のお遍路に向けてあれこれ計画をしていくのが楽しみだ。もちろん、日常生活も大事にして心平安に毎日が遅れるよう勤めたいとも思う。

黒豆を炊きながら書いている。これからお花を活けて、午後には入院している叔母のところにも行っておこう。



11月18日(水) 雨  約10キロ 
  
  *観自在寺のある御荘から松山までバスが出ているのでそのまま帰ってもいいのだけれども、次のお遍路のことを考えて少しでも歩いておこうとした。丁度バスの通り道を歩くことになる。

愛南町役場内海支所がある「柏」のバス停が次のお遍路の時に、山の道、海の道のどちらでも取れるのでそこまでの約10キロを歩くことにした。

朝夕4便ずつある直通割安のバス便を使うことにした。柏を9:34発の便になる。3時間くらいみておけばいい。

宿坊は朝何時でも好きな時間に鍵を開けて出て行っていいことになっている。朝早く歩き始めるというのをしてみたかった。

4:40 起床 昨日買ったパンとドリップのコーヒーを煎れて朝食 


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6:10 宿坊を出る。外はまだ真っ暗だ。雨が降っているので雨具を身につけている。国道を歩いていく。

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6:40頃 民宿の玄関を出ていく二人連れの男性のお遍路さんを見かけた。だんだん明るくなってくる。

7:03
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7:22 ここは国道を行くことになっている。

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小学校前はコスモス畑。
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ゆるやかなアップダウンを繰り返しながら国道を行く。

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8:00 海が見えてきた。室手海岸。

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ヒオウギ貝か真珠の養殖だろうか。

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8:30頃  愛南町役場内海支所に着いた。中に入ってトイレをお借りする。まだ1時間あるのでもう少し歩こうかとも思ったが、ここで止めておいてよかった。

トイレで、汗と雨でびっしょりになっているシャツを着替えることができた。あのままもっと先に歩いていたら着替えができなかったかもしれない。バスの中であのまま濡れたシャツを着たままでいたらと思うとゾッとする。

ここのバス停は屋根があり座るところもあって割りと広い。雨もしのげてありがたい。ブログを書いたりしてゆっくりした。

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バス停のところから、宿坊でいっしょだったと思われる男性が柏坂の方に向かっているのが見えた。

定刻通り9:34ピッタリにバスがきて乗り込む。約3時間弱の乗車で松山に到着。夫に迎えにきてもらって家路に着いた。途中お弁当を買って帰る。

18日ぶりの我が家。夫が留守番してくれていたが思ったより汚れていなかった。私が帰る前に掃除をしてくれたのかもしれない。夫さんもいろいろとありがとう。お陰さまでお遍路に無事行ってこれました。中5日間はいっしょだったけどね。   



11月17日(火) 雨  約28キロ  (47765歩)

夜、目が覚めた時から雨の音がしていた。

6:30 食堂に下りていく。夕べのお二人と。地下足袋の人と少しお話した。「山梨で農業をしているので農閑期にお遍路に出る。今日はこれで家に帰り、次はまた春に出てくる。地下足袋は足にマメができなくてとても歩きやすい。山道でとがった石や滑りやすいところは気をつける。」

7:00 宿を出発 雨具をしっかり身につける。国道に出て遍路道に入らなければいけないのに、道しるべを見落としたのか通り過ぎてしまった。ちょっと遠回りになってしまった。
 
7:40 延光寺、着。

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屋根があるところがないので本堂の階段のところの隅の方に荷物を置かせてもらう。反対側にもザックが置いてあった。ポンチョを脱いで白衣に着替え、サンヤ袋を出して参拝の用意をする。

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反対側の階段のところに置いてあったザックは女性のお遍路さんの物だった。私がお参りを始めた頃にはその女性はもう参拝を終えられたところだったようで話す機会がなかった。女性の人とは滅多に会わないので話してみたかった気もする。

8:00 再び雨具を身につけて出発。山門を出てすぐに遍路道があった。今までは2回とも前日に延光寺へのお参りを済ませ、その下の民宿に泊まってそのまま次に向かっていたので今回この道を通るのは初めてになる。15分ほどの短い距離だが遍路道らしくていい。

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少し歩いて再び国道を歩いていく。宿毛方面から来る車で渋滞していた。

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9:22 宿毛大橋を渡る。
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9:25 橋を渡ってすぐにあるお寺。道が後からできるので昔からあるものは下になってしまうのだろうか。上から見るだけで失礼させてもらった。

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宿毛の町に入ってからは道標がほとんどない。 ローソンのところから遍路道に入っていくので、それを目指していく。前回は別のローソンと間違えた。

10:00 ローソンでお昼のサンンドイッチを買い、トイレもお借りする。

10:03 すぐに道しるべ
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10:19 この遍路石があるところで写真を撮っていたら黄蝶がすーっと目の前を横切っていった。こんな雨の降る山道にまで来てくれるなんてと思うと胸が熱くなって涙が出た。この後も何度も黄蝶が来てくれた。

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10:47 村に下りてくる。
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10:49 再び遍路道に入っていく。
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10:07 黄蝶がひらひら~

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11:10  あと1.7キロとある。お昼くらいには松尾峠に着くだろうか。

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フーフー言いながら上がっていく。
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11:40 昔の街道の石畳 道がくずれないように石を置いて整備された、と説明があった。
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12:04 やっと峠 大師堂跡
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休憩小屋でお昼にする。コンビにで買ってきたサンドイッチでお昼にする。ブログも書く。電波が届いている。汗をかいているので体が冷えてくる。

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12:35 出発。 下りになる。ここからは土佐の国から伊予の国になる。

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13:01 里に下りてくる。 前回、下りてしばらく行ったところできれいなトイレと休憩所があったと思ったが、道が違ったのか遠くに見える。以前道路工事をしていたのでちょっと違う道を通ったようだ。

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13:32 松尾大師
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56号線と299号線が交差してしているところのローソンでトイレをお借りしてお菓子を買う。

14:04 広見に入ってしばらく歩いていたら黄蝶がひらひら~と来てくれる。

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14:11 分岐のところでこの印。とりあえず40の方へ行ってみる。後で、この40が40番の観自在寺と気付く。この時はピントこなかった。この道しるべがとても助かった。
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一度舗装道に出てまたこの遍路道に入る。
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14:33 黄蝶がひらひら~
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14:44 トイレのある休憩所 遍路道の案内で1,4キロとあった。写真を撮りながらゆっくり歩いてここまで約28分だった。

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14:56 善根宿?ここで泊まれるようだ。この近くにはこの宿主の人が作ってくれた道標などもよく見かけた。

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15:04 ここに出てきた。 どこを歩いてきたのかよく分からないけれど、この道は「四国の道」よりも距離が短いらしい。

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14:05 またここにも黄蝶。 しっかり写真に撮れた。今日は本当によく黄蝶が来てくれた。「明日は家に帰る日だね~。お遍路も終わりに近づいてきたね~。最後まで歩けてよかったね。」と言っているよう。いっしょに付いてきてくれてずっと見守ってくれていた。ありがとう。

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15:18 観自在寺まであと3.5キロとある。あと1時間くらいだろうか。できたら今日のうちにお参りを済ませたい。だけど、ここからがとても長かった。

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川沿いの道をとにかく歩く、あるく、あるく、、、、。対岸に掛かる橋をいくつかやり過ごす。まだ渡らない。川には鴨。誰にも会わない。昔は観自在寺のことを「平城」と言っていたのだろうか。

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16:05 着いた! 観自在寺。

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参拝後、宿坊に入る。上の写真に写っている女性がとても親切にしてくださった。玄関の「物掛け」に、濡れたポンチョと笠を掛ける。部屋は前と同じ部屋だった。明日はもう帰るので、洗濯はしないで乾かすのみ。

食事はないので買いに行こうと思っていたが、雨が降っているので、もうひとり泊まる人が来るので待っていっしょに車で買いに連れていってくださるという。

その男性が来られたので、いっしょにスーパーまで連れていってもらった。今日の夕食と明日のパンを買う。またお寺まで連れて帰ってくださった。歩いたら結構な距離になるのでとても助かった。これから宿毛まで帰るということだった。

男性とも車の中で話した。まだ50代くらいに見えた。「仕事をしているので休みが取れた時に区切り打ち。今日は三原村から歩いてきた。(三原村からだったら40キロ近くある)」

お風呂をいただき、部屋であいちゃんと打ち上げをした。ビールもある。部屋にお菓子が置いてあったので、ドリップのコーヒーも煎れた。

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明日少し歩くけれども今回のお遍路は一応今日で終わり。お疲れ様でした。皆様のお陰で最後まで歩くことができました。17泊18日間のお遍路は今までで一番長い。満足だ。いつものようにもう少し歩きたいと思うこともない。感謝。

10:30 消灯


12:35 地蔵峠


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12:45 下っていく。

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下草やシダが刈ってあり、よく整備されている。地元の方がしてくださったのだろうか。ありがとうございます。

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13:30 大師堂

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西の谷に下りていく。
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里に下りてきた。遠くに子どもの声が聞こえる。

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13:40 民家のあるところに下りてくる。地蔵峠から約1時間。女性が「まあ、1人で下りてきたの?」と声を掛けてくださる。また男性が「今日は天気が良かったから、、」と。向こうの山を下りてきた。

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黄蝶

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向こうに高速道路が見える。
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13:50 西の谷集会所前の休憩所 電波が届くので、ここでブログを書いたりして約1時間、休憩。

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14:45 出発 高速道路に沿ってその下を行く。 歩き始めた時に黄蝶。

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高校生、中学生、小学生などと挨拶をかわす。

15:30 高速道路の脇を出たり入ったりするので、この辺り、九樹川橋あたりから国道56号線に出ることにする。西日を浴びてひたすら歩く。

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15:50 国道沿いにある遍路石を見つけた。「左 三拾九番 寺山寺 六十五丁  右 日本勧請始金毘羅宮」と読めた。39番は以前は寺山寺と呼ばれていたのだろうか。

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平田の町に入ってくる。高校の前を通った時、高校生と挨拶をかわす。

16:35 宿に着く。 2階の一番奥の部屋。8畳に板の間があり、4畳の畳敷きの床の間もある大きな部屋。大きな座卓もある。清潔ななシーツがかかった布団が敷いてあった。お茶セットもある。洗濯も女将さんがしてくださった。お風呂をいただく。

17:50頃 「お食事です」の声が掛かって下の食堂に下りていく。甘めの焼肉が久しぶりにおいしかった。

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男性の歩き遍路の方がお二人。テーブルがそれぞれテレビの方向に向いているので話しかけにくい。お1人の方は、高知屋さんでいっしょの方だった。お互いにすぐに分かった。見たことがあるような地下足袋が玄関に脱いであったので、もしかしたらと思っていた。お二人とも今日で打ち止めということだった。地下足袋の人は次は春ということだった。

部屋に戻って明日の行程を見ようとしたとき、最後の観自在寺の地図のコピーがないことに気付いた。食堂に地図があったのであらましを描いたり、自分の2巡目のブログを見直してみたりした。何とかなるだろう。

21:30頃消灯。



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