2015年11月

11月3日(火) 晴れ    約25キロ  (38235歩)

   *生見から室戸方面に向かって約25キロの道を歩いた。宿を7:30に出発して3:10頃、今日の宿、民宿椎名に着いた。

海岸沿いの55号線を南に向かって行くわけだから、太陽の強い日差しを浴びて、照り返しもあって、とても暑かった。

7:00 朝食 
イメージ 28

7:30 出発

いくみのご主人に言われたように、500メートル先のお店で昼食のお結び弁当とお水を買っておく。ここで買っておかないと先にはお店もコンビニもないそうだ。

14日に泊まる予定だった民宿から、都合が悪くなったと電話が掛かってきて、代わりの近くの民宿を紹介してもらう。すぐに電話をして予約した。

生見の海岸ではすでにサーファーの人たちガが海の中に。

イメージ 1

8:00 すぐに明徳寺(東洋大師)。今回初めて参拝して納経してもらった。ここで「あずま」でいっしょで、昨日「谷口」に泊まった男性に会う。「昨日は古目大師までうまく行けましたか?」と訊いてくれた。今日は彼は室戸岬まで行くと言っていた。

そして同じ生見の「サーファーの泊まる宿」に泊まったという男性二人ともいっしょになる。今日は徳増だそうだ。お二人はその宿でいっしょになったそうで、関東のSさんと山陰のHさん。後々よくいっしょになった。お二人は歩く速さと行く場所、ー例えば、カフェがあればアイスクリームを食べるとかーがいっしょで何となく趣味が合うとかでいつもいっしょに歩いておられた。Hさんは前回の時にもらったと、あずまの手作りのお杖カバーだった。お二人とも区切り打ち。

イメージ 1

階段を上がったら、わんちゃんがすぐに目に入った。服を着て毛布を掛けてもらっている。「わんちゃん、おはよ~!」と声を掛けたら、目だけこちらにむけてくれた。きくと、10歳だそうだ。そんなお年寄りでもない。おとなしい犬だが、散歩に行く時は別人(別犬?)のように元気になるそうである。名前を訊くのを忘れた。大事にされている。わんちゃんの寝ているこの机はお大師さんの前にある。

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 2

8:30 出発

イメージ 4

イメージ 12

野根川に掛かる橋の上で下を覗き込んでいたら、地元の男性が通りかかって話しかけてくださった。昔は、昭和の初め頃までは、ここから山を越えて奈半利の方に行っていたそうである。

イメージ 5

イメージ 6

橋を渡ってすぐのところにお堂がある。

イメージ 7

イメージ 8

浜あざみがきれい。

イメージ 9

とても日差しが強い。

イメージ 10

9:20 黄蝶がひらひら~ 「今日はお天気が良くていいね~」

イメージ 11

10:00  黄蝶  きょうは何度も顔を見せてくれた。

イメージ 13

イメージ 14

イメージ 15


10:20   法海庵
  
イメージ 16

上のお堂まで行ってみる。

イメージ 17

イメージ 18

イメージ 19

また1人お遍路さんを見かけた。

浜あざみにくるアサギマダラ?

イメージ 20

11:30  仏海庵  

イメージ 4

 お参りしてから、買っていたおにぎり弁当でお昼にする。陰はやはり涼しくて汗が引く。ここでも黄蝶が来てくれていっしょにお昼を食べる。

イメージ 21

ここでまたお遍路さんを見かけた。私がいたよりも先でお昼を食べておられたらしく、後で、「仏海庵のところでお昼を食べていた人でしょう?」ときかれた。この方とはほとんど話をしたことがないが、時々お見かけした。今日は「ロッジおざき」に泊まり、翌日は金剛頂寺を下りて「民宿うらしま」、というようなことを聞いた。金剛頂寺には何度も泊まったので、ということだった。後に、「浜吉屋」でいっしょだったという人から。彼は7度目だと言っていたと聞いた。ほとんど、人と会うことがないのでお遍路さんとはとても親しみを覚えてしまう。

12:00 出発

12:45 佐喜浜のスーバーでアイスクリームを買って食べる。普通だったらスーパーの前のベンチで物を食べたりなんかしないが、お遍路をしていたら何でもできてしまう。

13:00  出発



イメージ 23

イメージ 25

逆打ちのお遍路さん。189回目だそうである。托鉢をしながら歩いているそうである。

13:55   徳増、通過。おばあちゃんはお元気だろうか?徳増で泊まった方に訊いてみたが、姿は見かけなかったそうだが。

14:08 黄蝶だ!止まったところを写真に撮れた。

イメージ 26

14:12 夫婦岩が見えてくる。

イメージ 24

14:18 夫婦岩 下に下りて見たかったが柵があって入れなかった。釣り人の人はどうやって下に下りていったのだろうか?

イメージ 22

夫婦岩を振り返って

イメージ 27

14:35  このまま行くと宿に早く着きそうなので、少し休憩していくことにする。(20分) 何だか眠くなる。

15:10  民宿「椎名」、着。 前回2回とも徳増に泊まったが早く着きそうだったので、少し先にある宿にしてみた。とてもアットホームな感じ。2階の海に面した広い部屋。大きなテレビと机がある。2人しか泊まれないと聞いていたが、今日も一人で貸切だ。

お風呂をいただく。洗濯は女将さんがしてくださる。乾燥機はないが、部屋に干していたら乾いた。

5:30 鐘がなってご飯ができたということなので行く。女将さんと話しながらいただく。避難訓練をしても90歳を過ぎたお年寄りの人が多くて、みなさん実際その訓練に出られないのでなくなってしまったとか。女将さんも車ではあるがお友達とお遍路によく行かれるそうである。高野山にも行ってきたそうだ、等々。

イメージ 29

部屋に戻ってくつろぐ。ブログを書いたりする余裕もあった。右足と左足の薬指にまめができていたので針で水を抜く。


11月2日(月)   夜大雨、小雨のちくもり 約25キロ (42392歩)

7:00 朝食   生卵がいやだったらすぐに目玉焼きができると、電子レンジですぐに目玉焼きを作ってくださった。すぐにきれいにできるので感心した。シナモン寒天がおいしかった。お接待で、ゆで玉子2個とおみかんをいただく。

イメージ 1

7:35 出発 小雨だが、完全雨具の装備。笠にビニールカバーを掛け、ザックにザックカバー、靴に靴カバー、そしてポンチョ、お杖カバーも濡れないようにとビニール袋で包んでいたが、そんなことはしなくてもよいと女将さんが言われるので取った。こうしたらいいと、カバーを上から下にしごくようにして見せてくださった。玄関とは別の、国道に近い方の入口から出たらいいということで女将さんが見送ってくださる。すぐ前が国道だ。

「草鞋大師」に行ってみたかったが、よく分からなかった。地図では国道のトンネルを出たあたりから入るようにあり、確かに道標もあるのだけど、下が民家になっていて行き止まりになっていた。もっと手前から遍路道に入っていなければいけなかったのだろう。

イメージ 4

海が見えてきた。
イメージ 6

松坂峠  内麦荘のところから入っていく。要するにトンネルの1個分くらい。少し山道に入り、下って海に出て、また国道に上がる。昔の人はこの道を通ったとある。

イメージ 2

イメージ 3

この道を入ってみることにする。

イメージ 5

イメージ 7

鯖大師の裏に出てきたようだ。

イメージ 8

明日はここのお祭りらしくその準備がされているようだった。テントが張ってあるところにいたら、あずまでいっしょだった男性が表の方から来られた。今日は生見の「谷口」に泊まり、明日は室戸岬まで行きたいと言われていた。

荷物を下ろさずにそのままで参拝させてもらう。

イメージ 11

イメージ 12

10:00 鯖大師、出発

10:50 浅川駅の屋根があるところでトイレ休憩。雨も止んだようなのでカッパを脱ぐ。逆方向に行く、「日本一週」の自転車の男性を見かける。後から来た男性のお遍路さんもトイレ休憩。少しお話する。今朝、薬王寺を6:30に出て歩いてきた。(ここまで約23キロはあるから、すごい健脚)今日は宍喰の「えびす」に泊まるが、荷物を置いてさらに歩き、バスで戻る。明日は徳増に泊まるけど、同じようにさらに先まで行くと言われていた。女性のお遍路さんも見かける。

11:10 浅川駅出発

イメージ 9

12:20 コンビニであんぱんとコーヒーを買って、少し歩いてNASAの遍路小屋でお昼にする。自転車遍路の男性がブルーシートのようなもので囲った中で休んでおられた。夕べは雨が振り込んできて大変だったようだ。

イメージ 10

12:45 遍路小屋出発 

那佐湾を行く。  後ろから先ほどの自転車遍路の人が声を掛けてくれて、走り去って行った。

イメージ 13

13:20 大師堂  ここであずまでいしょだった人といっしょになる。

イメージ 14

イメージ 15

イメージ 16

イメージ 17

14:05  道の駅宍喰温泉のところで少し休憩 前の海もサーファーはいないようだった。古目大師の方に行く、京都の男性を見かける。

イメージ 18

14:20  ここから古目大師がある方の道に入っていく。

イメージ 19

宍喰川に掛かる橋が面白い。

イメージ 20

生活道路というのだろうか、ちょっとしたお店や銀行などもある通りを行く。

14:40 古目大師  先の男性がお参りされたのだろうか、ろうそくとお線香があげられていた。

イメージ 21

イメージ 22

この後、国道に戻れなくて水床の方に行ってしまった。「四国の道」とあるし、バス停もあるし、まあいつか国道に戻れるだろうと思ったがかなりの遠回りになってしまった。面白い岩があったり、ペンションがあったり、牛がいたり、した。

イメージ 23

イメージ 24

イメージ 25

国道に出ようと道路標識を見ていたら軽トラのおじさんが止まってくれて「大丈夫?」と声を掛けてくださった。このあたりを歩くお遍路さんはいないだろうから。

イメージ 26

3:30 水床トンネルのところで、国道55に出る。ここから今日の宿「民宿いくみ」まで4キロ。その4キロがすごく長かった。必死に歩いて約1時間、4:30に民宿に着くことができた。

洗濯機を使わせてもらって、お風呂をいただく。

6:00 夕食  今日泊まるのは私一人なので貸切だ。刺身は太刀魚と鯵。テレビを観たりご主人と話したりしながらいただく。洗濯は無料で2食付で5900円なので安いと思う。

イメージ 27

部屋に戻って、洗濯物や雨で濡れた物を乾かすために暖房を少し入れた。





11月1日(日)  くもり  約9,6キロ  (15751歩)

JR駅まで夫に車で送ってもらう。例の如くあわただしく家を出た。車で送ってくれた夫に、忘れ物があったら、後で車で届けてね、と冗談。同じ四国なのでありがたい。

駅では1人、別のバスに乗るお遍路さんを見かけた。

20日前と同じ日曜日、8:08の徳島行きのバスに乗った。日曜日のせいか結構乗車率が高い。

20日前に比べて山の紅葉が少しだけ進んでいる。

バスから熊谷寺の山門が見えた。高速下で、遠くに金泉寺へ行くお遍路さんが見えた。上板のSAの阿波踊りの絵が描かれたのが見えて、10月に大山寺に行く時に見えたと思い出した。

車内は暖房が効いていて、SAでトイレに行った時は少し肌寒く感じた。寒いと感じたのはこの日くらいで後は比較的暖かかった。バスはほぼ予定通りの11:27頃徳島駅に到着。

徳島駅で降りてすぐに、11:39、海部行きの牟岐線に乗り換える。1両のワンマン列車だが乗客は結構いっぱい。早速松山のコンビニで買っていたお結び2個とゆで玉子とみかんを食べる。

列車から10月のお遍路で通った由岐駅や牟岐?の2階建ての遍路小屋が見えたりして面白い。

木岐と日和佐駅で降りるお遍路さんを見かけた。通路をはさんで隣の席におられた日和佐で降りられたお遍路さんは今日の宿、あずまでいっしょになる。

13:20 前回歩き終えた山河内駅で降りて白衣に着替えて歩きはじめる。曇っているせいか何だか風景がさみしく感じられる。

イメージ 3

これから宿までの9,6キロを歩く。駅から遍路道に入るのに、合っているかどうかを何か作業をされていたおじさんに訊く。言われた通り、トンネルを抜けたところに出ることができた。

初めは少し肌寒く感じたが10分も歩くと汗ばんできて、1枚脱いでシャツと白衣だけになる。国道を歩いている人は誰もいない。

イメージ 5

何か祭ってある。

イメージ 4

14:30頃 後ろから自転車遍路の男性が声を掛けてくれる。翌日NASAの遍路小屋で会った男性だと思う。

イメージ 2

国道から民家がある道へ入っていく。道標がいっぱいある。

イメージ 1


14:51 小松大師 縁起が書いてある。

イメージ 2

イメージ 3

再び国道に出る。川沿いの道を歩く。牟岐川がきれい。鯉や魚、鴨や白鷺、トンビ、ヤマガラ、四季桜も咲いている。

イメージ 4

イメージ 1

「右へ24番」と読める道標とお地蔵さん?24番は左なので、多分元は反対側にあった物?

イメージ 6

国道を外れてずっと川の左岸を歩いていたので、そろそろ国道沿いの宿がある道に入ろうと思い、女性に道を尋ねたら親切に分かりやすく教えてくださった。

宿には4時前に着いた。着くとすぐに女将さんが手作りの杖カバーをくださった。「どれがいい?」といっぱい手作りのお杖カバーの入った袋を持ってきて、選ばせてくださった。そして杖に掛けてくださった。なくしたままでいて買わなければいけないと思っていたのでとても嬉しかった。イチゴの中には鈴が入っている。

イメージ 5

お杖は洗ってくださって、2階の部屋の机の上に立ててくださった。部屋は「亀」の間、あと、鶴、松、竹、梅、の間があった。

お風呂をいただく。寝間着は上下が分かれたパジャマのようになっていた。

17:40頃、食事の支度ができたということで下に下りていく。もう一人の男性と。徳島駅から列車がいっしょで日和佐で降りた人だった。区切り打ちで昨年の秋、今年の春、そしてこの秋で3回目だそうだ。京都の方だった。

まず、自宅の梅で作ったという自家製の梅酒をストレートでいただく。女将さんを交えて3人で話が弾んだ。

イメージ 7

他に素泊まりのグループの若い人が2~3人いたようだった。








18日間のお遍路から帰ってきてもう8日間も経ってしまった。暇人とは言え、何やかやあってなかなかパソコンの前にゆっくり座っていることができなかった。でもやっぱり記録は何らかの形で残しておきたいので何とか思い出しながら綴ってみたい。

お遍路から帰ってきて、今回は疲れも特に感じずにすぐに日常に戻っていけた。お遍路にある時の感覚も日常の生活の感覚もあまり変わりなく感じた。日常の生活も目の前のことを淡々とこなしていく感じ。それはお遍路にある時に淡々と歩いていく感じに似ている。その感覚は悪くない。歩いているうちに何かが浄化されて、要するに心身が無意識のうちに元気になったということだろうか。あまり考えないし悩まないので楽な感じ。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

朝食をしっかり摂り、6時過ぎに宿坊をでる。雨が降っているので雨具を身に付ける。外は真っ暗。

国道を歩いていく。柏のバス停までの約10キロを歩く。緩やかなアップダウンを繰り返す。

海が見えてくる。穏やかな海。

8:30頃には柏に着いた。すぐ前の役場でトイレをお借りする。入り口の所にはお遍路さんへとみかんや飴がおいてある。雨と汗でびっしょりになったシャツも着替える。

乗るバスまで1時間あったので屋根のあるバス停でゆっくりした。

↑このページのトップヘ