
さくらはやっぱり青空の中でこそ映える。今年の家のさくらは例年より随分早い。いつもは他所のさくらが散りかけた頃に満開になる。
父の危篤の知らせに駆けつけたのが26日。その日、2~3輪のさくらの花を確認した。その日、父は私を待っていてくれたかのように息を引きとった。28日夜、葬儀が終わって家に帰った。翌日、29日の朝、庭を見て桜が満開になっているのに驚いた。きっと28日とても天気がよかったので一挙に咲いたのだと思うが、やはり天の采配だとしか思えない。
父が亡くなって悲しいとあまり思わないのがちょっとおかしいのかなと思っていたが、高校野球が始まって、野球の好きだった父を思うとやはり寂しい。これから折りにつけ父のことを思って寂しいと感じるのだろう。
昨日、ぼんやりした頭で、何もすることがないと思い、「そうだ、お遍路に行こう!」と決めた。夫も父の供養になると賛成してくれた。今年の春はもう行けないだろうとあきらめていた。
そしてどんよりとした天気の中で何もする気がせず、かといって疲れた感じでもなく日がな一日中ひとりでパソコンと地図を見ながらお遍路の計画を立てていた。
そして今日、とても良い天気。気がつくといっぱいすることがある。シンガポールから持って帰ったものや喪服などの片付け。山ほどの洗濯、掃除。叔母のところにも行かなくてはいけない。そしてお遍路の仕度。ここでパソコンに向かっている場合じゃない。でもボチボチといきますか。

