10月15日(火) 曇りのち雨 約19キロ (35955歩)
今日もゆっくりの行程。三角寺まで平均2時間くらいらしい。私は3時間くらいとみて、10時頃に三角寺でタクシーでやってくる夫と待ち合わせることにする。それからいっしょに夫と民宿岡田まで約13キロを歩く。
岡田さんに電話予約した時に「ろんどん荘からだったら、ここには1時頃に着くでしょう。早くても、どうぞお風呂に入って休んでください。」とご親切に言ってくださっていた。でも、実際に着いたのは予定通りの4時だった。
6:00 起床 昨日コンビニで買っていたサンドイッチ、ヨーグルト、コーヒーで朝食
7:00 出発。鍵を置いていこうとしたら、気配を感じられたのか女将さんが出て来られて見送ってくださった。もうみんな出られたらしい。
すぐ前のコンビニでお昼用のおむすびを2個買っておく。
集団登校している小学校の子どもたちと次々あいさつをかわす。
高速道路下を通る。ちゃんと道しるべがある。

旧来の遍路石

向こうに男性のお遍路さん。自動車道路の方へ行かれた。三角寺でお見かけした。
昨日、石鎚山に行ってきて脚が痛いと言っておられた。今日は民宿岡田がいっぱいなのでそこで紹介してもらった所に泊まると言われていた。
膝が痛くなくて調子がよくてうれしい。ウォーキングをしている地元の男性が声を掛けてくださった。「あんた、脚が早いな。ずっと後を歩いていたんじゃけど。」まだ朝だったので少し元気がよかったかもしれないがそんなに早いはずはない。でもそう言ってもらってうれしかった。
70歳というその男性は毎日1時間程、歩いているのだそうだ。以前は三角寺まで毎日歩いていたそうである。しばらくいっしょに歩いた。ミカン畑がある。
8:15 ベンチがあるのでそこでしばらく休んでいく。見晴らしがいい。その男性はもう少し先まで行って引き返すと言われていた。

長い赤と白の煙突の左側が伊予三島で右側が川之江だそうだ。大王製紙があるところだ。引き返してきた男性に教えてもらう。

8:15 15分休憩して出発。山道の遍路道に入る。しばらく行って道が二つに分かれていて両側に道しるべがある。こちらだと思っていた道が違っていた。道に2箇所もくもの巣が張っているし下草が多い。お遍路さんが通っているはずだからこんなはずはないし道しるべも全くない。引き返した。


9:30 三角寺の駐車場に着。70段の階段がある。 休憩を入れなかったら2時間ちょっとで来たことになるので以外に早く来れた。話しながら歩いたのがよかったようだ。

夫は10時頃に来ると言っていたので、いろいろ見ながら夫を待つことにする。
桜のような木があるので、境内で草引きをしているお坊さんに名前を聞いたら、「四季桜」というのだと教えてもらった。

10:00 夫が来たのでいっしょにお参りする。



10:30 出発。駐車場のところでふかし芋を売っていたので買う。柿もあったが重くなるので後ろ髪引かれる思いであきらめる。

11:35 ゆらぎ休憩所で休むことにする。側の建築会社の方が作ってくださったようだ。オカリナを吹いてお遍路をした本谷美加子さんの色紙が張ってあった。雨がポツポツし始めた。
例の黒い笠のお遍路さんが通り過ぎて行かれた。声をかけようとしたがあっという間に行ってしまわれた。
お昼にする。ふかし芋とおむすびにソイバー。おむすびを買い忘れた夫に1個分けてあげる。ふかし芋が結構、量があった。

12:15 カッパを着て出発。雨が本降りになってくる。
13:10 常福寺(椿堂) お参りして納経してもらう。「歩いている人にお接待しています。」と、缶コーヒーをいただいた。後から男性お遍路さんが見える。岡田さんでいっしょになる方。

おさわり大師 体の悪い所があればお大師さんをさわればよくなるという。呆けかかった頭をよくなでておく。それと右膝を。

20分いて、出発。
14:20 しんきん庵 法皇で休憩。 歌さん作の遍路小屋? ゆで栗がいっぱい置いてあった。とてもおいしく、たくさんいただいた。本当にありがたい。元気が出る。20分。

箱の中にいっぱいのゆで栗。殻いれまである。

境目トンネルを通っていくことにする。一応マスクをする。車の音が爆音のように聞こえる。スピードも早く感じる。大きなトラックはすぐ側を通るので危なくて恐い。トンネルの中に愛媛県と徳島県の境目の標識があった。

15:50 民宿岡田に到着。おじさんと息子さんのお嫁さんが迎えてくださる。雨で
びしょぬれになったカッパを上から拭いてくださる。脱いだカッパを竿にかける。物干し場の奥が丁度泊まる部屋になるそうで、そこのはきだしの戸を開けてくださった。
一応玄関から入って、部屋に新聞を引いてもらってザックなどを置く。部屋のもう一方の戸を開けたらそこが洗面所とお風呂になっていてまことに都合がいい。
すぐにお風呂に入れるということで順番に入る。着ていたものを全部脱いで浴衣に着替える。そして洗濯。新聞紙をもらって丸めて靴の中に入れる。
18:00 夕食 全員そろって8人。隣は2回目で、今回は逆打ちだというj若い女性。常福寺で会った山形の男性。ビジネス旅館で会ったいろいろな所を廻りながら歩いているという男性。黒い笠の男性。あと九州の人と仙人のような人。
明日の雲辺寺への行き方をおじさんに尋ねる。夫はタクシーで直接行った方がいいか、ロープウェイを使う方がいいか訊いたらおじさんが「送っていってあげるよ。」と言ってくださる。申し訳ないけど甘えさせてもらって車で送っていただくことにした。本当に助かる。
食事をしながら皆に手描きの地図を配って説明をしてくださる。1枚は雲辺寺まで、2枚目は観音寺までのもの。とても面白く話してくださるので楽しい。
おじさんと皆で和気藹々で楽しく会話がはずむ。
ここに泊まった多くの人のことを覚えておられる。その中で、私たちが昨年の春、最初の宿でいっしょになった女性のMさんのこともよく知っておられた。Mさんは60歳から毎年、通しで歩いていてもう13回目だと言われていた。宿がよくいっしょになりいろいろなことを教えてくださった。昨年は体調がよくなくて一国参りで帰ると言われていた。今年は岡田さんのところに「もう、よう廻れません。」とお手紙がきたそうだ。お身体のことが心配だ。
その他、鎌大師の庵主さんだった方のこと、久百々の女将さんのことなど、へんろみちの地図を作った宮崎さんのことなどいろいろ話題が尽きない。食堂の壁にいっぱい写真が飾ってあり、本もたくさんあった。もっと時間があったらいろいろお話を聞きたかった。
85歳だという岡田さんは本当に若くてお元気だ。優しくて暖かい。またもう一度是非来たい。「またおいで。」と言ってくださった。
21:50 就寝。夜も雨が降っていた。明日、雨が止むといいな。









































