2012年04月

4月17日(火) 晴れ
 
朝食を済ませて7時35分にタクシーに乗り込む。JR駅には20分程で着いた。
戸締りと火の元、コンセント等、何度も確認したはずなのに、JR駅に着いてから
コーヒーメーカーのスイッチが切ってあったかかどうかが気になりだした。ポットは洗ったがスイッチを確認しなかった。
最後に飲んだ夫が「切ったような気がする。いつも飲む時は切るようにしている。」というので心配しないことにした。もし点いていたとしても保温なので発火することはないだろう、ということにした。
 
8時08分発、徳島行き高速バス、吉野川エクスプレス、2-A、B席。いつもこの席。順調に走り、予定の11時17分より大分早く着いた。時間があるのでお腹がすいたからと夫がおにぎりでもとコンビニを探したが見つからなかったと言って帰ってきた。見回してみるとそういえば周りにはコンビニはなさそうだ。
 
徳島バス、11時半発、覚円線、井戸寺に向かう。12時前、井戸寺口、着。キョロキョロとしていたら乗ってきたバスの運転手さんが、指さしてくれた。
そちらの方に向かっていくとすぐに井戸寺はあったが、正面ではなさそうだ。
 
まず、本堂と大師堂にご挨拶。これから無事回れますようにとお祈りする。
 
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さあ、コンビニでおにぎりでも買って次の札所18番恩山寺にと向かったが、コンビニの前で食べるところがなさそうなので、またお寺に戻ってそこでいただくことにした。
 
男性が絵を描いていたがベンチはそこしかなかったので、横に座らせてもらった。恩山寺のふもとの民宿ちばをはじめ後々この男性とはよくいっしょになった。
 
食べていると白人のカップルがお遍路の格好をして入ってきたので、話しかけてみた。カナダのBCから来ていて,このお遍路のために日本に来て、まだ日本に10日くらいだと言っていた。日本語は[こんにちは」くらいしかわからないそうだが、それにしてもすごい。焼山寺の桜がとてもきれいだったと言っていた。”It’s so beautiful,so peaceful.”と日本の春を満喫しているようだった。
 
長居はできない。これから民宿ちばに5時頃、少なくても6時までに着きたい。約16,5キロある。12じ35分、井戸寺出発、さあ、これから歩き遍路のはじまりだ。徳島市内を通る道ではなく、地蔵院を通って行く道を選んだ。
 
早速、道に迷う。夫が地図も見ずに勝手にどんどん歩いて行く。道しるべが見つからない。居合わせた男性に道を訊く。どうやら歩きではなく、自動車の道を教えてくれているようだ。遠回りでも歩きの道を通って行きたい。言うとおりに行かなくてすみません。後ろの方でその男性が「自分で苦労しながら行ったらええわ。」と言っているのが聞こえた。
 
次に二人連れの女性に訊いたが、「え~!あの小松島の?今から歩いて?」とびっくり顔だった。まもなく上鮎食橋。ここまでくれば後は地図で行けそうだ。
 
上鮎食橋を渡って、住宅街を歩いて行くとまもなく地蔵院に着いた。道端にある田んぼのお花がきれいだった。
 
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 ちょうど歩きはじめて1時間なのでここで休憩していくことにする。暑くなって汗ばんでいるので1枚脱ぐ。トイレもお借りした。すぐ横に池のある落ち着いたきれいなところだった。
 
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さあ、これから地蔵越遍路橋を渡って地蔵越だ。これからが長い。
登り始めたところで上から女性のグループがハイキングかなにかのようで、降りてきた。夫は離れたところにいたので、「お一人で?」と声をかけてくれた。
 
竹の手作りのししおどしが行く道々に置いてあって、沢の水を受けて、トーントーンと鳴り響いていてとてもいい感じだった。その心遣いが励ましてくれているようでうれしい。
 
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道路につきあたったところをしばらく歩いていると、車のそばにいた男性が、「これ、さっきの人にも同じようにしたのですが、、」とお札を出して渡してくれようとする。「え~!!」どうしよう。これってお接待?これって断ったらいけないというし、そのままいただいてしまった。さっきの人というのは私の夫、つまり、夫婦で2度いただいたことになる。驚きと申し訳ない気持ちと嬉しい気持ちと、ないまざってしばらくそのお札を見ながら夫と呆然としていた。2枚ずつ、計4枚、、、。
 
気を取り直してまた歩き始めたが、しばらくは、そのことが頭から離れなかった。
初日に、そんなお接待を受けたのは、これからがんばっていきなさいということなのか、ありがたい、と不思議な感覚がした。その後、夫は大事に大事にお守のようにして家まで持って帰って、今は仏壇に供えてある。私?ちゃっかりとお財布にしまいありがたく使わせていただいた。見も知らない、その男性、しっかり覚えています。ありがとうございました。
 
写真を撮ろうとカメラを出したら、メモリカードが入ってなかった。バッテリーに充電し、今度は充電器も持ってきたのに。パソコンに挿したまま忘れてきたのだ。買うことにしたが、結局、携帯のカメラを使ったのでほとんどカメラは使わなかった。
 
川の土手に来て少し休むことにした。菜の花がきれいで桜も咲いていた。
 
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小松島に入った。国道沿いの電柱のようなところに座りこんだ。普段だったらできないだろうなと思いながら。疲れているので背に腹は変えられない。
 
しばらくいくとちゃんとした遍路小屋があったが、素通りした。残念だった。
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国道沿いの洋菓子屋さんの若い店員さんが後ろから追いかけてきて「どうぞ」と夫と私に洋菓子を2個ずつ渡してくださった。うれしかった。
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結局民宿ちばに着いたのは6時を過ぎていた。陽はすでに沈んでいた。
でもとにかく着けてよかった。
先に食事をいただいて、後からお風呂にすることにした。
 
上の食堂にはもうほとんどの人は食事を終えておられた。
私たちの隣には見たことのあるような人だと思ったら、井戸寺で絵を描いていた人だった。徳島の街を通ってきたそうだ。
 
今日は初日なのによく歩いた。のども渇いていたのでビールをいただくことにした。
「あ~うまい!のどにしみる~」今までで一番おいしいビールだったような気がする。
食事もおいしかった。
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この後お風呂をいただき洗濯をして、乾燥機をかけて、ミクシでつぶやいて寝た。
 
ながーい1日でした。約16.6キロ、30955歩、歩きました。
 
宿泊客は男性3人くらいと夫婦一組に私たち。民宿をしている人は若い方だが、テキパキとしていて感じのいい人だった。明日の行程など、相談にのってくれて親切だった。
 
 
 
 
 
 
 
 

昨日、10泊11日のお遍路を終えて帰ってきた。
 
前回最後に打ち終えた井戸寺にご挨拶のお参りをして、
今回は29番国分寺まで行くことができた。
 
今回は前回ほど疲れてないような気がする。
これから疲れが出てくるのであろうか。
 
昨日帰ってから、早速次の計画を立てたくなって地図をながめたりしている。
国分寺でお別れした、鹿児島のご夫婦とマーリは今はどこを歩いているのだろうかとか頭をめぐらしている。
 
朝、4時44分に目が覚めた。お遍路中だったらそろそろ起きる時間だ。
でもその必要がないとわかっていつの間にか二度寝をしてしまっていた。
次に目が覚めたら8時をまわっていた。
 
体重は昨夜測ったら1キロ増えていた。
やっぱり前回と同じだ。お遍路に行って体重が増えるとはなんたることか。
食べる癖がついて今日はさらに1キロ増えていた。
 
これから少しずつ思い出しながら日記を書いていこうと思う。
 
追記  5月2日
 
お遍路日記を書きながら思った。
 
3月の1回目のお遍路でかなり元気になっていたが、今回のお遍路でさらに元気になった。その理由と思われるもの。
 
1、歩くことで、体が活性化する。
2、余計なことを考えない。(ただ目的地に向かってひたすら歩く)
3、自然が癒してくれる。
4、歩き遍路をしている人と一瞬で親しくなる。
5、はじめての道、いろんなことが新鮮。
7、達成感がある。
8、参拝し、お経を読むことで、心が洗われる。
9、お寺の境内が癒し空間になっている。
10、いつもお大師さんといっしょだという安心感がある。
11、歩いていていろんな人、事柄との出会いがある。
 
そもそもが元気になるためのお遍路だったが、本当に元気になったと思う。
なんでもあり、というか、それでいいというか、だめでも、ばかでも、悩んでいても、それでいい、といような、全肯定のような感覚。ゆだねる、おまかせする、「すべてがうまくいっている」とまではいかないがそんな感覚といっていいだろう。くよくよ悩まない、こだわらない、許す、許される、ことばでうまくいえないのだけど、「生きていける」
「生かされている」「生きていていい」「あなたは私」「私はあなた」
 
日常生活を送っていたらやはり、いろいろある。でも、何やかや言いながらも、深~く落ち込むことはないであろうというような、感覚。落ち込んだらまたお遍路に行けばいい。
 
追記  5月11日
 
今日はとてもさわやかな日だ。庭の若葉が朝陽に輝き、風に身をゆだねて優しく揺られている。歩くのにいい日和だな~と思ってまたお遍路に出たくなる。
 
何故、人は生きていけるのか。私はお遍路でとても癒された。今ではお遍路が心のふるさとになっている。自然の中で、野の花、たんぽぽ、名もしらない花が常に、ずっとそこにあったように、なんの力みもなく咲いている。そして人の暖かさ。出会った人の暖かさにに触れ、心が温かくなる。優しい気持ちになる。同じようにお遍路をしている人、地元の方々。純粋な気持ちになっていて、何の心の力みもない。人も自然の一部になっている。人は、自然の営みや人の暖かさに触れて、パワーをもらって生きていけると感じられるのではないだろうか。お遍路にある時、それに気づける。時に、急に視界がクリアになってきれいに見える時があった。
 
お寺の御住職さまが、「元気になるために、お遍路に行かれたらいいですよ。」と言われたが本当だった。

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の花たちを残して明日出発
留守番頼む

家を10日間、空けることになるのでそれなりにいろいろとある。

お遍路の間は家のことが気にならないように。

いよいよ2回目お遍路が1週間後に迫った。
 
行程表を作り、宿を予約した。本当はは歩けるだけ歩いて野宿をするのが理想だがやはりそうはいかないだろう。
 
今回は10泊11日、井戸寺から国分寺までを計画している。
 
23番薬王寺から24番最御崎寺までが長い。途中、海部と佐喜浜に宿をとったが歩けますかどうか。
 
夫は前回膝を痛めたので、今回は夫は登りは交通機関を利用することにして、私とは別行動をとることにした。それであらたに携帯をもつことになった。夫は始めての携帯になる。私のも簡単携帯とかで買い換えたが万歩計がついている。
 
今度は携帯から日記を書こうと今練習中。
お遍路に携帯は無用の感じだがやはりこれもそうはいかないかな。
 
 
 
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