雨は大滝寺へのお参りが済んだ頃にぽつぽつし始めた。それまで降らなかったのは奇蹟。守られている。
帰り、塩江温泉の方に下りたが、車道の下りで、杖をつかずに、リズムよく下りて行き、16時前には宿に着いた。雨も春雨のしとしとで大したこともなく、良かった。
宿を4:30に出る。温かいお結びと軍手が用意してあった。とてもありがたい。
若女将さんが見送ってくださる。振り返ってみたら、女将さんが窓からこちらを見てくださっているのが分かった。
外はまだ薄暗いが、直に段々と明るくなっていく。
昨日来た道を帰って行き、竹屋敷からは、県境のクネクネした道を行く。
すぐに、だぼさんやめぐめぐさんの道しるべがあり、心強い。
若葉や山ツツジがきれい。
急坂のロープボイントが4~5つくらいあった。杖とストックは紐で腕にかけ、軍手をはめた両手でロープをもって上がる。
上りきった階段の先が、西照神社、大滝寺だった。 金比羅ルート入口から約4時間半かかっている。
これからへんろ道の整備に行くというだぼさんとお別れして、テントが張ってあるところをお借りして、お昼にする。明日大滝寺ではお祭りがあるらしく、テントが張ってあり、準備する方々が忙しくされていた。宿でもらったお結び。
食べていたら、お寺の人がお茶とパンを持ってきてくださった。
地図を見ながら、虎丸までの近道の林道、「六甲天満林道」を教えてくださった。今日、そのお寺の方々の会合が、今日泊まる同じ虎丸旅館であるらしい。
12:30 ポンチョを着て出発。お杖とストックはつかないで、リズミカルに持って下りる。半分寝ながら下りた。
18時、夕食。