2016年08月

昨日早朝、孫たちはシンガポールに帰って行った。台風の影響で心配した羽田からの便も通常通り出発して、夜には、「着いた。」と、ラインで報告があり、夕食をとっている元気な姿を見ることができた。

家は、シーンとしていて、それまでのにぎやかさがうそのように静まりかえっている。夏休み前に戻っただけなのだが、何だか気が抜けた。まだ後片付けが残っているので、そうそうボーっとしているわけにはいかないが、そのうち疲れがドーッと出ててくるのだろうか。

孫たちと過ごすのは楽しかったけれど、疲れもした。「疲れるけれども、楽しい」のはお遍路といっしょだが、疲れどころが違う。いや、こちらの方がうんと疲れるかも。1ヶ月近くもいっしょにいると、いろいろなことが見えてくる。

私にとっては「孫」なので、責任はなく、ただ可愛がるだけでいいし、実際、その成長ぶりが驚きに満ちていて可愛くてたまらない。何をしても可愛い。でも親にとっての子は違ってくる。私もそうだったのだろうが、娘が孫を叱るのを見るのは少し辛いところがあった。それは子のことを思って叱るのだけど、それが時に感情的になり、子にとっては、「悲しいこと」であったり、理不尽に感じられるのではないだろうか。自分の子育ての時には感じられなかったことが見えて、少し辛かった。

でも。概ね、孫たちは伸び伸びと育っている。「ご飯を食べない」のも「食べるのが遅い」のも「言われたことができない」のも「おかたづけができない」のも「お勉強ができない」のも何とかなっていくだろうと。子どもは元気に育ってくれたらそれで十分だし、むしろ感謝以外にないが、親にとってはそうはいかないのだろう。ただ、遠くにいるので、すぐに駆けつけてやって味方になってやるのができないのが残念だ。それこそ、アンパンマンやドラえもんになりたいところだ。でも、けんかもよくするが兄弟でフォローし合っているところが救いではある。つくづく3人いて良かったと思う。ばぁばは遠くから、ママからあまり叱られないように君たちの幸せを祈るばかりだ。

で、昨日、今朝と涼しくて過ごしやすい。暑さを孫たちがシンガポールに持って帰ってくれたようだ。今朝の庭の様子。片づけが終わったら、1ヶ月放っておいた庭の草の繁茂をどうにかしなくては。

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さあ、これから洗濯物のシーツを干したらヨガ教室だ。徐々に普段の生活に戻っていく。


孫たちの夏休みももうすぐ終わる。

日本人学校に行っている小学生の孫たちも、その夏休みの宿題から免れない。シンガポールに帰って翌々日の9月1日から2学期が始まるので、親にせかされながら、仕上げにかかっている。

孫たちとの毎日は楽しかったけれど、実際しんどい部分もある。体力がついていかない。子どもは好奇心旺盛でエネルギッシュだ。何でもお手伝いをしてくれるので、家事も2倍はかかる。合間には兄弟でけんかをしてくれる。親も加わってにぎやかなことこの上ない。

思うようにいかないのが子育てだったが、いっしょに暮らしてみてそのしんどさを思い出した。娘との関係も復活してくるからややこしい。じいばあは息切れしそうだ。

合間を縫って、さっと夕飯の買物に行き、帰ったところで、黄蝶が1羽ひらひら~と来てくれた。この庭で見かけるのは久しぶりだ。あ、あいちゃん、見守ってくれてるんだね~、と嬉しかった。

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夜遅くまで、宿題や帰る準備をしていた小学生の孫たちはまだ起きてこない。下の3歳の子と二人で食事を済ませた。もうすぐ起きてくるだろう。するとまたにぎやかになる。今日も遊ぶ予定が入っている。もちろん、宿題も。

昨日、カブトムシのオス3匹のうちの1匹があおむけになって動かなくなっていた。
下に向けてやったら生きているのと変わらない。

よくここまで生きてくれたと感謝して土に戻してやった。1年生の孫が、墓標を書いてくれた。カブトムシといえどもやはりなんとなく悲しい。

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残りのカブトムシも自然に返してやりたいと思うが、このまま戻してもエサをとることができなだろうから最後まで世話をしてやろうと思う。

昨年、孫のために飼ったカブトムシが卵を産んでいて、今年、羽化した。初めて、成虫を確認したのが、7月8日だった。

昨年、幼虫を17匹確認して、大きなコンテナに移してマットを引いて育てた。羽化した時は感動した。17匹のうち、メスが11匹、オスが4匹、確認できた。メスは1つの大きなコンテナに入れが、逃げたのもあって今何匹いるか分からない。オスは1匹逃げて、3匹がそれぞれ個室で、家に入れた。

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孫たちが来るまで生きていてくれたらと、大事に飼っていたが、十分に生きていてくれた。今、約1ヶ月半経っていて、少し弱っているようには見えるが、元気で、ゼリーをよく食べる。

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孫たちの反応は?じいばあが大切に育てた割りにはあっさりしていた。

実は、メスが入っているコンテナの中には、既に幼虫が土の中にいた。メスも孫たちに見せてやろうと土を掘ってみたら、次の幼虫がいた。もうそれを育てる元気はないので、そっとクヌギ林に持っていって土の中に戻そうと思っている。


孫たちとの日々に追われていて、ブログを書くのも久しぶり。

今日は、無邪気庵ノカフェに孫たちを連れて流しそうめんに行ってきた。

着いて、丁度車を止めた時、目の前を黄蝶がひらひら~と飛んできた。あいちゃんもいっしょなんだね、とうれしくなった。

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1年ぶりに見る孫たちは見違える程に成長が著しい。小4のお兄ちゃんはすっかり少年になっていた。小1の女の子はしっかり者で、3歳弟の面倒をとてもよくみてくれる。「小さいお母さん」と呼ばれているらしい。3歳の末っ子は、男の子らしい、「わるい」ところもあるが、妙にききわけがいいところがある。「お水をください。」と丁寧に言えて、「ありがとう。」ときちんと言える。みんなそれぞれ違っておもしろい。

滞在予定の半分があっという間に過ぎた。あともう半分、息切れしないようにボチボチ、と思うが、子どもたちはそうはいかない。「楽しい夏休み」にしてやろうとじいとばあは張り切ってしまうのである。


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