昨日早朝、孫たちはシンガポールに帰って行った。台風の影響で心配した羽田からの便も通常通り出発して、夜には、「着いた。」と、ラインで報告があり、夕食をとっている元気な姿を見ることができた。
家は、シーンとしていて、それまでのにぎやかさがうそのように静まりかえっている。夏休み前に戻っただけなのだが、何だか気が抜けた。まだ後片付けが残っているので、そうそうボーっとしているわけにはいかないが、そのうち疲れがドーッと出ててくるのだろうか。
孫たちと過ごすのは楽しかったけれど、疲れもした。「疲れるけれども、楽しい」のはお遍路といっしょだが、疲れどころが違う。いや、こちらの方がうんと疲れるかも。1ヶ月近くもいっしょにいると、いろいろなことが見えてくる。
私にとっては「孫」なので、責任はなく、ただ可愛がるだけでいいし、実際、その成長ぶりが驚きに満ちていて可愛くてたまらない。何をしても可愛い。でも親にとっての子は違ってくる。私もそうだったのだろうが、娘が孫を叱るのを見るのは少し辛いところがあった。それは子のことを思って叱るのだけど、それが時に感情的になり、子にとっては、「悲しいこと」であったり、理不尽に感じられるのではないだろうか。自分の子育ての時には感じられなかったことが見えて、少し辛かった。
でも。概ね、孫たちは伸び伸びと育っている。「ご飯を食べない」のも「食べるのが遅い」のも「言われたことができない」のも「おかたづけができない」のも「お勉強ができない」のも何とかなっていくだろうと。子どもは元気に育ってくれたらそれで十分だし、むしろ感謝以外にないが、親にとってはそうはいかないのだろう。ただ、遠くにいるので、すぐに駆けつけてやって味方になってやるのができないのが残念だ。それこそ、アンパンマンやドラえもんになりたいところだ。でも、けんかもよくするが兄弟でフォローし合っているところが救いではある。つくづく3人いて良かったと思う。ばぁばは遠くから、ママからあまり叱られないように君たちの幸せを祈るばかりだ。
で、昨日、今朝と涼しくて過ごしやすい。暑さを孫たちがシンガポールに持って帰ってくれたようだ。今朝の庭の様子。片づけが終わったら、1ヶ月放っておいた庭の草の繁茂をどうにかしなくては。
さあ、これから洗濯物のシーツを干したらヨガ教室だ。徐々に普段の生活に戻っていく。