2015年03月

3月11日(水)  晴れ    約27キロ  (40893歩)

5:20  起床

今日は家に帰ってくるので荷物はないが、一応サンヤ袋だけをザックにいれる。和気駅までタクシーで行き、和気駅発6:50のJR。一駅約5分。

7:00 堀江駅から歩く。この駅にくるのははじめて。

イメージ 1

海沿いの国道を行く。
イメージ 3

8:00  粟井のコンビニでコーヒータイム。トイレ。

ベンチに座っているおじいさんが夫が歩いている後ろ姿を拝んでおられる。夫は知らずに歩いて行く。私は後ろを歩いているからそれが見えた。夫が素晴らしいのでも何でもなく、その拝む心が尊いのだと思った。

マルナカでトイレをお借りする。夫はコーヒーをよく飲むせいかトイレばかり行っている。そばにいた男性が、これから鎌大師に行くのだと言ったら道を教えてくださった。

9:45 鎌大師  お参りする。 東屋のところで静岡からの男性お遍路さん。昨日円明寺のところでお見かけした方だろうか。これから大西まで行き、駅近くのホテルに泊まるということだった。

イメージ 2


10:15  鎌大師出発   少し上り。

イメージ 4

イメージ 6

11:10  浅海駅。夫は今日はここまで。15日の岡山へのお墓参りに備えて体力を温存するためだそう。11:40のJRで帰る。北条まで行き、そこからバスに乗ると言っていた。北条の道を歩いていたら、その辺のお店の方から伊予柑をいただいたと言っていた。

イメージ 5

11:30 「海賊うどん」でお昼にする。いなり寿司はお接待でいただいた。食べていたらご夫婦での歩きのお遍路さんが入ってこられた。今回のお遍路で初めてご夫婦の方をお見かけした。挨拶だけして先に失礼する。

イメージ 7

11:50  出発  海と空が青い。でも風は冷たく笠があおられる。かもめがすぐそこを飛んでいる。

イメージ 8

菊間の接待所で、おみかんを一ついただく。そこのノートを見たら、NJさんの記述があった。今日この先を行っておられるらしい。後でお会いすることになる。

12:40  遍照院。お参りする。

お大師さんの通られた道というのを通ってみる。少し上ってすぐおりて来る。

イメージ 9

2:35  自販機とベンチがあったので暖かいコーヒーを飲んでいくことにする。座っていたら寒くなる。

NJさんが先に歩いておられるのを見かける。私は荷物がない分、少し歩ける。NJさんは大西駅すぐのホテルだそうなのでそこまでいっしょに行く。桃李庵でいっしょだったが、その日、石手寺に4時頃には着いて、近くのビジネスホテルに宿を取り、道後温泉にも入り、そのあたりも散策できたそうだ。やはり雨だったので、ほとんどのものが雨で濡れたが、エアコンで乾かすことができたそうだ。翌日の宿、シーパMAKOTOもとてもよかったそうである。この二つとも桃李庵さんにアドバイスしてもらったそうである。

15:27発の予定より一便早いJRに乗る。駅にJRが入ってくるのが見えた。時間を勘違いしていたが、目の前に止まっていたJRに飛び乗ることができた。滑り込みセーフ。NJさんにはきちんとあいさつできなかった。

電車の中から駅の掃除をしている中学生を見かける。この男の子は一生懸命駅の
案内板?を拭いていた。

イメージ 10

4:40頃 和気駅着。一足先に家に帰った夫に迎えにきてもらう。駅で、野宿で廻っているという北海道の男性と話をする。この男性は自炊もするそうで荷物は20キロくらいあるそうだ。昨日は八坂寺の通夜堂に泊まり、今日は養護院にやはり通夜堂があると聞いたのでそこまで行くということだった。

途中買い物をして焼き鳥を買って帰り、家でマメスープとサラダを作った。

これで3月のお遍路は無事終わった。

何とかブログを書き終えることができた。これもギリギリセーフ。明日はシンガポールだ。6時半には家を出なければならない。帰ってからまたお遍路に行く。帰ってから一週間後には行くので、宿の予約もしておいた。

何だか忙しく過ごしたが、暇よりは大分いい。拙いブログを読んでくださってありがとうございました。いつもすぐにniceをくださった一休さん、ありがとうございました。




3月10日(火) 晴れ時々雪  約26キロ  (40893歩)

6:00  起床  濡れていたものをあちこち掛けたり吊るしたりしていたものが全部乾いている。

外を見ると雪がちらちらしている。寒冷前線がおりてきたという天気予報通り、雪。松山で、しかも今の時期に雪というのはとても珍しい。

7:00 バイキングの朝食

7:50 ホテルを出発  雪がちらちらしている。寒い。市駅の前でテレビ局の人がインタビューしていていて、お遍路のかっこうが珍しいのか夫はそれにつかまって何かしゃべっている。

8:00 電車に乗って、久米駅まで3駅くらい、約15分。

歩き始めるが、雪も風も強い。

8:35 繁多寺 

イメージ 2

お大師さん?の前垂れ?にも雪。

イメージ 1

9:05出発  お寺の前の池に鴨。

イメージ 3

9:50頃  石手寺   最近できたのかな? 輪をくぐる。

イメージ 4

10:30 石手寺出発  裏の山の道を通ってみる。


イメージ 5

11:00 道後に出て、ファミマでコーヒーを飲んでいくという夫に付き合う。30分も休憩。

国道196の川沿いの道を行くが、風が強く寒い。

12:15  そろそろお昼をと、うどんを食べようと、フジの「どんと」に入る。このあたりは私たちの生活圏内で一週間に一回くらいはこのスーパーにきている。30分。

セブンスターの、このスーパーにもよく来るが、近くを歩いていると、向こうから女性の方がきて、「あそこのセブンスターで暖かいものでも飲んでください。」と、お接待してくださった。ありがたく心がほっこりしてくる。夫はその500円玉を大事に持って帰り、仏壇に供えている。

1:00 この道は毎日夜、歩きに来るところ。家はここから10分くらいのところにある。

イメージ 6

ソラマメの覆いのところにも雪。

イメージ 7

1:40  大将軍の公園でトイレ休憩。

このあたりを過ぎたあたりだろうか、地元の方が3人くらいで外で何かの作業をされていたが,おみかんと甘酒をお接待してくださった。「歩きながら飲んでいったらええわい。」と、紙コップに入れた甘酒を手渡してくださった。道では「寒いでしょう。」と声を掛けてくださる人もある。

イメージ 8


2:05 太山寺 一ノ門  ここから本堂まで結構ある。

イメージ 9

二の門  雪がちらついているのが見える。

イメージ 12

2:20 本堂、大師堂とお参り
イメージ 10

3:00  出発

これから太山寺へ向かう歩きお遍路さんを、3人くらいお見かけした。女性は足を引きずっておられたが大丈夫だろうか。

3:30  円明寺

イメージ 11

4:00  出発  このまま家まで歩いて帰ってもいいのだが、明日の歩く距離を少しでも稼ごうと堀江の駅まで、約2.5キロを歩くことにする。

道のむこうでおじさんがこちらに向かって大きな声でエールを送ってくださる。「元気が一番!元気!元気!」

4:50 駅近くで電車の時間までファミマでコーヒーを飲む。

5:07  JR5:07発 三津浜駅まで二駅。そこから家まで約30分、歩いて帰る。
コープで夕飯を買って帰る。

6:05 家、着。10日ぶりの我が家。でもこれで終わりではなく、取り合えず、家が宿。 

まだもう1日あるので早々に寝る。




3月9日 (月) 雨   約22キロ  (37353歩)

5:00 起床  薪ストーブが暖かい。

イメージ 1

6:00 朝食  逆打ちの男性は5:30の食事だったそうで、昨夜の話では、5時でも4時でも3時でも、何時でも朝食の時間が対応できるということだった。

6:40 出発  小さな霧のような雨が降っているようだ。玄関で急遽かっぱを着ていくことにしたら遅くなった。奥様がティッシュやお菓子が入った袋を、お接待です、と手渡してくださる。

久万五郎さんと奥様に見送られる。お二人の写真を撮らせてもらった。とてもよく撮れているのだが、「載せないでくださいよ~。」と釘をさされているので残念ながら今回は割愛することにした。

裏のへんろ道はぬかるんでいるということで前の33号線を行く。前に夫、その後ろにNJさん。Nさんとも前後していく。

イメージ 3

道の脇の草薮のところであちこちでうぐいすが鳴いている。朝の挨拶だ。

イメージ 2

遍路道に入って下っていく。

イメージ 4

もやがかかっていてまるで墨絵のようにきれいなながめ。薄っすらではあるが右の方に松山の町も見える。

イメージ 5

山中の遍路道でNさんに訊いた。Nさんは「死」の恐怖から仏教に興味を持つようになったという。

私 「それで、結論は出ましたか?」

Nさん「生も死もなく、全ては『 空』。でしょうか。」

私  「それで納得できましたか?」

Nさんはそれにはコメントなく笑っておられた。

Nさんとは歩きながらいろいろなお話をした。心身の健康のこと、生きがいのこと、政治の話も。子どもたちや孫たち、先々の代にまで、平和で幸せな世の中を残したい、、ということで意見が一致した。

靴カバーをつけておられるNさんに変なことを訊く私にまじめに答えてくださったNさん、すみません、そしてありがとう」ございました。

8:30 里に下りてくる。前回秋に歩いた時は、向こうのイチョウの木が黄色に色づいていた。今は葉をすっかり落としているが、何となく芽吹く前兆が感じられる。

イメージ 7

8:40 坂本屋さんでトイレをお借りする。閉まってはいるがトイレは借りれると桃李庵さんに聞いていた。

イメージ 6

10:00  浄瑠璃寺、着。

 男性2人の歩き遍路さんがお参りを済ませて座っておられた。。一人は和歌山の方で仮にWさん、4回目の遍路。もう一人は越後の方で、仮にEさん、今回始めて。Eさんは経験豊富なWさんにいろいろアドバイスなどをもらいながらいっしょに歩いているそう。今日は道後あたりまで行って、明日は菊間の方まで行きたいと言っておられた。話していたらお寺の方が、多分納経所の方だろうか、お茶とお菓子を持ってきてくださった。冷えた体に熱いお茶がとてもおいしく、ありがたい。カッパを脱いで、お参りのしたくをしていたら、Nさんもお参りをすませてこちらにこられたのでお茶をおすすめした。

イメージ 8

サンヤ袋を出して、雨が降っていても傘がないのでその上からまたポンチョカッパを着てお参りすることになる。

イメージ 9

大師堂ではお大師さんが開帳になっていてお顔を拝見できた。

10:50 出発  浄瑠璃寺に50分いたことになる。

11:00 八坂寺、着  参拝40分。 ポンチョの脱ぎ着などに時間がかかってしまう。

イメージ 10

西林寺近くなってどこかお昼を暖かいおうどんでも、と探した。ひとつ見つけたが、定休日。コンビニでおにぎりを買って西林寺で食べようと歩いていたらまたおうどんやさんを発見。残念。

12:40  西林寺の屋根のある休憩所のようなところでお昼をいただくことにする。そこには一人の先客。日本語ぺらぺらのセルビア人。

「27年前に初めて日本に来て、それ以来21回日本にきた。昔カメラマン、今シェフ。自転車でお遍路をしている。88箇所を廻ったら、福島にいる農家の日本人のお友達に納経長をプレゼントする。中国のペキンに3年住んだことがある。近くの公園、(多分、重信川の河川敷)、にある東屋にテントを張って寝る。シュラフを2枚着るとふかふかのベッドとかわらない。ご飯を炊いて、納豆やお豆腐を食べる。今日は雨が降るので、走らないので移動距離は450メートル。」などなどいっぱい話した。なんと自由なのだろう。

そこに青森からきたという青年遍路。そしてNさん。

2:00  参拝をして浄土寺へ。

夫は先に行って見えなくなっている。Nさんと歩く。駅があってすぐそこが浄土寺だと思っていたが、そこは鷹ノ子駅で、勘違いしてちょっと迷ってしまった。前回は遍路道を行ったが、今回は雨で国道を通ったため、勘違いしてしまったようだ。

3:10 浄土寺  参拝40分。

これからNさんは繁多寺まで行くかどうか迷っておられたが、行かれた。今日は福音寺のビジネスホテルをとっているということだった。

私たちは家に帰ってもよかったのだが、便利な市内の宿を取ることにした。

私たちは久米駅から電車に乗り、市駅まで行き、今日の宿、共済会館に行った。二つ部屋を取ったが、ビジネスプランでバイキングの朝食付きで一人4014円で安い。部屋は少し狭いがこれで充分だ。屋上に洗濯機も乾燥機もある。お風呂も同じフロアにあり、一人でゆっくり入れた。ユニットバスより大き目のこういうお風呂の方がいい。

部屋は暖房が暑いと感じるくらいよく効いていたので、雨で濡れたものもよく乾いた。

夕食は地下街に行ったが、昔のおうどんやさんはなくなっていて、結局高島屋さんのうどんやさんまで行った。

夫はコンビニでコーヒーを飲んで帰るというので私は先に帰った。

桃李庵でいっしょだったNDさんとは洗濯室でお会いした。今日は石手寺まで参拝して、ここまでの2キロを歩いてきたとか。明日はここから太山寺に向かうそうだ。すごい健脚だ。部屋はトイレ、バス付だそうだから、私たちの部屋よりは高いと思われる。

9:30 就寝



3月8日(日)  晴れ   約21キロ  38666歩

5:40 起床

6:30 朝食  干物が小コンロの網の上にあって焼きたてが食べれた。

7:15  荷物を玄関前のロッカーに入れて預かってもらい、サンヤ袋のみを持って出発。

8:50  八丁坂を過ぎた頃、朝もやの中、太陽の木漏れ日がさしてきて光が線のようになって見えてとてもきれいだったので思わず何枚も写真を撮ってしまった。


イメージ 1

イメージ 2

もやが晴れてきた。

イメージ 3

9:10 丁石、岩屋寺へ11丁と読める。

イメージ 4

36童子が祭ってある。

9:50  山門。
イメージ 5

せりわり禅定へ行ってきたという50代の男性と話しをした。「鎖を伝って登っていって、昨日の雨ですべって何度か転んだ。上の眺めは大変よかった。何年か前に岩屋寺に来たがその時、登れなかったので今回それが果たせた。」と言ってとてもうれしそうだった。

境内は日曜日のせいか参拝客の人でいっぱいだった。下の駐車場から上がってくるのも大変そうでみなさん、フーフー言っておられた。それは下へ階段を下りていく時、よく分かった。

本堂、大師堂と参拝。

NJさんはあのはしごをのぼられていた。私にはちょっとその勇気がない。

イメージ 6

穴禅定も入ってみた。入る前に願い事を念ずると願いことが叶えられるのだそうだ。中は真っ暗で、壁を伝いながらいく。奥に仏像が祭ってあった。

10:50 岩屋寺には約1時間いて出発。ずっと車道を下りていった。歩きの3人ぐらいのグループの人を2組見かけた。

11:35  古岩屋荘前で休憩。暑くなったので、1枚脱ぐ。トイレも。

12:45  宿「八丁坂」まで戻る。そこの食堂で私は  うどん、夫は昨日夕食で食べた雉でだしをとっているという鶏肉のうどんがおいしかったからと同じうどんを食べる。

1:20 ロッカーから荷物を取り出して、出発。

イメージ 8

久万の道の駅に寄ったり、サークルKでコーヒーを飲んだりしながら桃李庵へ向かう。やはり風は冷たい。向かい風で時々笠があおられる。

イメージ 7

このあたりだろうか、向こうに軽トラが止まっている。桃李庵の久万五郎さんが荷物を運びに来てくださったのだ。なんだかすぐに久万五郎さんだとわかった。「あと3キロくらいです。二つ目の信号機のところを右に行ったところです。」だったかな。疲れている体に荷物を持っていってくださるというのはとてもありがたかかった。すでにもう一つ荷物が積んであった。

4:20 桃李庵着 

イメージ 10

玄関を入ったところで、「ののはなこさんは、、」と久万五郎さん。私は思わず「はい!」と手を上げて答えていた。ここでこの名前を呼ばれるとは、びっくりしてしまった。

これを預かっていますと、なんと、だぼさんからの、お接待だ。飴とミレーフライというお菓子と巻き紙のお手紙。昨日接待所の坂本屋さんにお接待のものを届けにこられた時に寄って、私にも、と置いてくださっていたのだ。うれしかった。疲れも一気に吹き飛んだ。なんと素敵なプレゼント、サプライズ。だぼさん、ありがとうございました。

部屋に入ってだぼさんのお手紙を読んでいたら、女将さんが生姜黒糖の葛湯を持ってきてくださった。

お風呂にもすぐに入れるということで、順々にはいる。洗濯機に洗濯物をいれる。奥様が何かとサポートしてくださる。

部屋は薪ストーブでとても暖かい。ドアの入り口の上のところが空気が入るようにしてあり、玄関のところにあるこの一台の薪ストーブで全館が温められるようだ。エアコンはあったが全く必要がない。

6:00頃 食事 チキンときのこのマスタードソース風,がとてもおいしかった。

イメージ 9

泊まり客は全部で6人。Nさん、NJさん、やはり名古屋の男性、仮にNDさん。NDさんはこの宿に2度目だそうだ。健脚のNDさんがここに再び泊まられたということはあえてここを選ばれたのだろう。もう一人、関東の男性、4回目で逆打ち。明日は小田のふじや旅館まで行かれるそうで健脚だ。

やはり朝の八丁坂でのもやと光の光線がきれいだったと話題になった。

ビールもおいしかったが、だぼさん差し入れのお酒もいただいてとてもおいしかった。

料理もお酒もおいしかったが、何よりも久万五郎さんや奥様がかもし出される、「もてなし」の雰囲気が随所にありそれで心も体も満たされるのかもしれない。

明日の行程についてNJさんは久万五郎さんにアドバイスをしてもらっておられた。石手寺まで歩けるだろうということで、その近くのビジネスホテルを予約されたようだ。NJさんはみんなに訊きながら次の日の宿を決められているようだ。

お遍路の本もたくさんあった。夫はまたここで読んだ漫画がとても気に入り、帰ってからアマゾンで買おうとしたら絶版になっていたと残念がっていた。



今日、父の1周忌で広島に行ってきた。昨年、お彼岸のころお墓参りをしたときにちょっと寄った以来だ。家には今誰も住んでいなくて、近くにいる弟が2~3日に一度鯉にえさをやりに行ってくれているそうだ。その鯉も3匹生きていた。

イメージ 1

父の家に行ったときは、すぐに庭に出て畑を見に行っていた。庭にある小さな畑だが、果樹が何本かあり、生前父が野菜を作っていた。

果樹は、さくらんぼ、柿、みかん、はっさく、きんかん、桃、プラム、ゆすらうめ、ぐみなど。父が定年退職後に植えたものだがみなよくできていた。

父が畑を止めて、その頃は私が1週間に一度広島に行っていたので父に教えてもらいながら、何とか手のかからない野菜、たまねぎ、ジャガイモ、サツマイモ、大根、ラッキョウ、などを作っていた。草取りも大変だった。今は弟が何とか続けているようだが、ん~弟もまだ仕事をしていて忙しいからね。

イメージ 3

というようなことを思いだしながら感慨にふけっていたら、なんと、ナント、黄蝶がどこからかやってきて目の前にひらひら飛んできた。写真を撮ろうと急いで携帯を家に取りに行ったが、戻ったらどこかに行ってしまっていた。あ~折角来てくれたのにごめんね。ずっとそこにいればよかった。

黄蝶はあいちゃん。その時は夫もいっしょにいた。今年初めての黄蝶だ。あいちゃん、かなりがんばったね。「ここにいっしょにいるよ~。」と言ってくれているようで、うれしくてうれしくて、、、。

向こうで、甥と姪が溝を覗き込みながら「いる。いる。」と言っているので行ってみると、これもなんと、ザリガニがいる。これもめずらしい。私が子どもの頃には、どじょうはいたが、ザリガニは聞いたことがない。私はすぐにこれは父に違いないと思った。私たちを驚かそうとしたのか、喜ばせようとしたのか。

イメージ 2

両親が亡くなって、もうあまり広島にも行くこともなくなった。あの家も、私もそこで生まれて育った家だが、どうなるのかな、、。

↑このページのトップヘ