今日は20日の法話の日なので石手寺へ行ってきた。きょうは古札焼きがある。
入り口のところで、白装束のお遍路さんが托鉢をされていた。かなり年配の方とお見受けした。そばに大きな荷物を置いておられた。
法螺貝の音と共にお坊様方が入ってこられる。
幼稚園児さんの歌から始まる。
加藤ご住職さまの法話 いろいろ深いお話をされたのだが、集中力の欠如と理解力のなさで残念ながら、きちんと伝えられない。弘法大使四国遍路開創1200年ということで衛門三郎のお話。「再生」。三重の塔にはお釈迦様の像と両脇には文殊菩薩さまと普賢菩薩さまの像がある。普賢菩薩様は日常の生活での生き方のようなものを教えてくださる。毎日の生活の中で、善いことをして悪いことをしないようにする」という、その善いことと悪いこととはどういうことか、どうすることが善いことなのか、それは難しいというようなことを具体的な例でお話してくださった。苦しみの中から本当の生き方を選んでいく、苦しみの中から生きる力を得ていく、というようなお話だったかな。
読経。
古札に火が入る、お焚き上げ。かなりの数のお札。後からどんどんお札が入れられていく。
背中をお経本で叩いて(撫でて)邪気を祓ってもらう。何だか効いたようで、後ですっきりしたような気がした。
白衣を着たご婦人方の御詠歌もとてもよかった。
何をするか、これは未だに見つかっていない。何をしていいのか分からない。ただ、毎日の日常の中で、心のありようを見つめていき、少しでも気づきがあればいいなと思う。心の塵を払って、少しでも穏やかな気持ちで感謝して生きていければいいなと思う。それだけなんだけど、これって結構難しい。夫に言わせれば、私はいつも夫を怒っているらしい。